三次元世界の淵に眠る

雑記ばかりを垂れ流します。ツイッターから一度離れてみようとした結果こうなりました。

『ルックバック』感想 シン時代の「傑作」

熱しやすく冷めやすいTwitterにおいて、瞬間的に反応された藤本タツキ氏の読み切り作品『ルックバック』。ワテも拝読した。 ネタバレを含みながらではあるが、感想を書いていきたいと思う。 1:シン時代の「傑作」 タイトルでも書いたが、これは読み切り漫…

『のんのんびよりのんすとっぷ』感想 〜田舎補完計画〜

ネタバレ含みます。 のんのんびよりシリーズが漫画、アニメ共に終焉を迎えた。残る希望はOVA化と映画化のみであり、テレビアニメとして4期がある可能性は0に近い。「もはやこれまで」である。 『のんのんびより』シリーズを一言で表すなら、「日常モノとして…

以前やっていたアニメの感想

『FGOバビロニア』、『マギレコ』、『自縛少年花子くん』を見ていた。中高生時代に比べれば少ないが、最近のなかではまだよく見ている方だった。 『FGOバビロニア』 序盤〜中盤にかけてはだいたい原作通りのまま進んでいた。戦闘シーンの力の入れようは凄ま…

『天気の子』と新型コロナウィルス 追記

友人から文藝春秋にワテの書いた内容と似た投稿があったと教えてもらったので、ワテも文藝春秋を買って確認をした。與那覇 潤氏(以下、與那覇氏)の『学者にできることはまだあるかい』を元に、ワテの駄文を追加していきたい。 読んでて感じたのは、「しっか…

『天気の子』と新型コロナウィルス

新海誠の『天気の子』は、前作の『君の名は。』に続いて大ヒットした。多くの考察や批評がネットでも見ることができる。ワテはそれらの批評もつまみながら、現在「世界」的な災害となっている新型コロナウィルスと結びつけて、駄文を残す。 ネタバレだらけに…

最近やっているゲームについて

いつの間にか今期のアニメが4、5話ほど放送されているくらいに更新してなかった。 アニメについて語ろうかとも思うが、今回は最近やっているゲームについて書いていこうと思う。 今やっているゲームは『Fate/Grand Order』、『英雄戦姫WW(X)』『アークナイツ…

アニメ『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 』感想 〜「導かれる者」から「導く者」へ 〜

去年の12月上旬に、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』を完走した。遅くなったが、感想をつらつらと書いていこうと思う。 まず作品について書いていく。かつて導かれる者であったウェイバーが、ロードエルメロイⅡ世となってから生徒を導く者として生きていく…

『英雄戦姫WW』戦記〜ブラウザゲーへの回帰〜

最近英雄戦姫WWというブラウザゲーをプレイしている。シミュレーションRPGなのだが、紛うことなき「元はエロゲ」であり「今もエロゲ」である。というのも一般向けと成人向けの両方があるが、ゲーム内容はさほど変わりはない。そういうシーンがあるかないかく…

少女は理想の中で生きていく〜カードキャプターさくら:クリアカード編〜

数ヶ月前、テレビの番組表でカードキャプターさくら:クリアカード編を見つけた。調べたら去年放送されていたようで、再放送していたようだ。アニメの情勢を掴めなくなったことを痛感する。 私もかつてさくらちゃんの奮闘に一喜一憂していた者の端くれである…

今期アニメについて

生きてます(定型文) 今日からFGOバビロニアが放送するということで、ロードエルメロイⅡ世とFGOバビロニアは見ていきたい(ロードエルメロイは前期だが)。 のんのんびよりりぴーとはライフワークになりつつあるが、これも併用して見ていく。 りぴーとについて…

オタクをやめられない社会人について

ツイッターから流れてきた、このようなブログを読んだ。 https://anond.hatelabo.jp/20190902224917 「にゃるら」とは、精力的に活動しているオタクのライターだ。それくらいしか知らない。ただツイートは時々お気に入り登録している。 実際このブログもその…

消えてません

更新が途絶えていますが消えてません。私事が忙しくてなかなか更新できていません。 そろそろ更新したい。

レトロの現実

不躾に伸びた名前も知らない植物で隠されている喫茶店が目についた。「自動ドア」と書いてある札が貼られた、ただの引き戸は開け放たれていた。ゆっくりと傘をまとめて締めながら入ると、腰が曲がった老婦人がコーヒーを嗜みながら新聞を読んでいた。 多くの…

一人称について

「ワテ」という一人称をなぜ使っているかというと、はっきり言って大層な理由はない。 「私」は普通だし、「僕」はなんかボクっ娘の印象が強すぎて忌避感があるし、「俺」はなんか性格に合わないから採用しなかったし、「拙者」は古のオタクっぽいからいいな…

過去のブログを後悔

http://himaboy.blog.fc2.com 過去にやっていたブログを後悔したい ログインしようとしたが、情弱さは相も変わらず健在でお手上げだった。 見たところ高校の時まで更新していたようだ。当の本人は最後の投稿内容は覚えていたものの、「これ高校の時だったん…

少年少女の活躍は確かに一人のはみ出し者を救済せしめた〜「ひぐらしのなく頃に」から生まれた一人のオタク〜後編

「ひぐらし」に触れて間もなく、ワテは「ひぐらし」1期全巻を踏破した。やはりホラー要素特有のドキドキ感と、その後どうなるのか気になる好奇心で見続けた。今思えば、EDからの次回予告の完璧すぎるほどのセンスに惹かれていたのかもしれない。とりあえずど…

少年少女の活躍は確かに一人のはみ出し者を救済せしめた〜「ひぐらしのなく頃に」から生まれた一人のオタク〜前編

「オタク」と称される人々には、必ず「オタク」になるきっかけがあるはずである。ドルオタならAKBやおニャン子クラブ(よくわかっていない)、鉄オタならSLや301系(無知ゆえの妄想)、特撮オタならウルトラマンティガや仮面ライダーアギト(勝手な偏見)などなど…

ブログからツイッター、そしてまたブログへ④

ツイッターから離れようと結論づけたのは、6年間の積もりに積もったモヤモヤがあったからだ。このモヤモヤは近いうちに文章化できればいいなと思っている。この6年間で紆余曲折ありながら自問自答して結論づけた。 ただツイッターから離れるのはいいとして、…

ブログからツイッター、そしてまたブログへ③

結局、高校2年生頃から「バカ発見器」と嘲っていたツイッターを始めた。初めは敬語を使い、それなりに当たり障りのないツイートをしていた。その内容は実に文化的で、モラルとデリカシーに満ちていた。不特定多数を意識した、「良きネット民」のツイートに努…

ブログからツイッター、そしてまたブログへ②

高校生になり、それなりの陰キャライフを送っていたワテは、同じく陰キャの友人に唆されツイッターを始めることになった。高校2年生の時だった。 しかし、当時のワテはツイッターに良い印象を持っていなかった。むしろ嫌ってさえいた。というのも、その時期…

ブログからツイッター、そしてまたブログへ①

中学時代、ワテはブログを少しの間書いていた。非常に取り留めのない日常を描いていたと思う。当時は周りでブログやニコニコと言ったものが流行っていた。今考えてみれば、YouTuberのはしりだったと思う。不特定多数の人々に向けて己の「個性」を曝け出し、…